利用規約

本規約は、一般社団法人日本野球機構(以下「NPB」といいます)が提供する「野球競技者登録システム(野球ねっと)」及び、「野球競技者マイページ(野球手帳)」(以下、併せて「本サービス」といいます)の利用条件を定めるものです。

第1章 総則

第1条(本サービスの利用)

本サービスを利用する個人、及び団体は、本サービスの利用にあたって本規約を遵守することに同意して本サービスを利用するものとし、本サービスを利用した場合には、当該利用者及び利用団体は本利用規約を遵守することに同意したものとみなします。

第2条(定義)

本規約で用いる用語の定義は、次のとおりとします。

  • 「利用者」とは、NPBが本サービス内で指定する方法により、利用者登録を行った本サービスを利用するすべての個人をいいます。
  • 「利用団体」とは、NPBが本サービス内で指定する方法により、利用者登録を行った本サービスを利用するすべての団体をいいます。
  • 利用者及び利用団体は、NPBが本サービス内で指定する方法により、利用者登録を行った者をいいます。
  • 「本サービス販売事業者」とは、別紙「特定商取引法に基づく表記」に記載するNPBから委託を受けて本サービスの運用を行う「株式会社スポーツITソリューション」をいいます。
  • 「本サービスの運営事務局」とは、別紙「特定商取引法に基づく表記」に記載する本サービス販売事業者が開設する「野球ねっとサポートセンター」をいいます。
  • 「ID」とは、利用者及び利用団体が本サービスを利用する際に、本サービス上に定められた方式に基づいて入力すべき文字列として、システムから自動で発行されたものをいいます。
  • 「パスワード」とは、本サービスを利用する際に入力すべき文字列として、利用者及び利用団体が任意に定めたものをいいます。

第3条(本規約の適用範囲および変更)

  • 本規約は本サービスの利用に関し、利用者及び利用団体に適用されます。
  • NPBは、利用者及び利用団体の事前の承諾を得ることなく、本サービスに本規約の改訂版を掲載することにより、本規約を変更することができます。利用者及び利用団体が本規約の改定後も本サービスの利用を継続する場合には、これに同意したものとします。

第2章 利用者及び利用団体

第4条(利用登録)

  • 利用者及び利用団体は、本サービスを利用するにあたり、利用登録を行います。
  • 利用登録を行うことができる者は、NPBに許可された団体及び団体に所属している個人に限ります。
  • 利用団体が当該利用団体に所属する個人の利用登録を行う場合、当該団体は利用登録を行う個人に対して本規約の内容を提示し、事前の同意を得なければなりません。

第5条(IDおよびパスワードの管理)

  • 利用者及び利用団体は、IDとパスワードの管理責任を負います。
  • NPBは、利用者及び利用団体の過失の有無にかかわらず、IDとパスワードの不適切な管理、使用上の過誤、第三者による使用などに起因する損害について一切の責任を負いません。
  • 利用者及び利用団体は、IDとパスワードが第三者によって不正に使用されていることが判明したときは、直ちに本サービスの運営事務局に連絡します。
  • 利用者及び利用団体は、個人情報の送信行為などに伴う漏洩などの危険性を認識し、自己の責任の下にこれを行います。

第6条(本サービスの利用制限)

  • NPBは、以下の各号に該当するときは、利用者及び利用団体に対し事前に通知することなく、本サービスの全部または一部を中断、停止、廃止等(以下まとめて「中断等」といいます)を行うことができます。
  • 本サービス用の設備等の保守、メンテナンスを定期的または緊急に行うとき
  • 火災、停電その他不慮の事故等により本サービスの提供ができなくなったとき
  • 地震、噴火、洪水、津波等の天災により本サービスの提供ができなくなったとき
  • 戦争、動乱、暴動、騒乱、労働争議、通商停止、ストライキ、物資及び輸送施設の確保不能または政府当局による介入等により本サービスの提供ができなくなったとき
  • その他、運用上または技術上本サービスの中断等が必要と判断したとき
  • NPBは、利用者及び利用団体に対し、本サービス上にて通知することによって、本サービスの全部または一部を廃止することができます。
  • NPBは、前二項による本サービスの中断等によって利用者及び利用団体または第三者が被った損害について、一切の責任を負いません。

第7条(利用登録の抹消)

NPBは、利用者及び利用団体が以下の各号のいずれかに該当するときは、利用者及び利用団体に対し事前に通知することなく、利用登録を抹消することができます。

  • 本サービス利用料の支払債務の履行遅延や不履行があったとき
  • 第12条第1項各号に該当する行為を行ったとき
  • その他、本規約に違反したとき

第8条(個人情報の取扱い)

  • NPBは、本サービスの利用に際し、利用者の個人情報を取得し、プライバシーポリシーに基づき取り扱うものとします。
  • 利用団体は、本サービスの利用に際し、利用団体が定める個人情報の取扱いに関する規程に基づき利用者の個人情報を取り扱うものとします。

第3章 本サービス

第9条(代金の支払い)

  • 利用者及び利用団体は、NPBが定める本サービス利用料のほか、利用団体が本サービス内に設定した団体登録料、大会参加費、その他諸経費(以下「代金」といいます)を支払うものとします。
  • 利用者及び利用団体は、前条の効力発生と同時に、本サービスが定めた決済方法またはNPBと利用団体が別途締結した本サービスの利用契約に基づき、代金を支払う義務を負います。
  • 利用者または利用団体と金融機関との間で紛争が発生したとき、または利用団体が本サービス内に設定した請求と利用者及び利用団体が支払った代金の取引において紛争が発生したときは、当事者双方で解決し、NPBには一切責任はないものとします。

第10条(収納代行システムの利用)

  • 本サービス内に装備された収納代行システムを利用して請求、集金が行われた場合、本サービスの野球ねっとサポートセンターに設置されたペイメントセンターが、次項の手続きに従って、請求を行った団体に支払を行います。
  • 請求を行った団体への支払処理は以下のとおり行います。
  • ペイメントセンターが、精算対象月の1日から末日までの集金額について、翌月20日までに集計処理を行い、請求実施団体に明細書を発行する。明細書は本サービスの「請求確認」メニューに表示する。
  • ペイメントセンターは、前号の明細書に記載された金額を、請求対象月の翌月末日までに、本サービス内に登録された請求実施団体の金融機関口座に支払う。
  • 収納代行システムによる精算処理は、本サービス販売事業者の責任によって管理運用され、同システムに関連するトラブルについては、野球ねっとサポートセンターに設置されたペイメントセンターと請求実施団体との間で解決し、NPBには一切責任はないものとします。

第11条(契約の解除)

  • NPBは、以下の各号に該当する事由が生じたときは、当該契約を解除することができます。
  • 利用者及び利用団体が本規約に違反したとき
  • 利用者及び利用団体指定のクレジットカード会社から与信不履行の連絡があったとき
  • 利用者及び利用団体の支払能力が危うくなったと認めうる事情が判明したとき
  • 前項の規定に拘らず、本サービス利用に関して利用者の不正行為または不適切な行為があったときは、NPBは、当該契約を取消、解除、その他適切な措置をとることができます。

第12条(関係規定の遵守)

  • 利用者は、本規約の他、利用者が所属する団体が定める登録に関する関係規定を遵守しなければなりません。
  • 利用団体は、本規約の他、利用団体が定める個人情報の取扱いに関する規程、登録に関する関係規定、NPBと別途締結した本サービスのシステム利用契約を遵守しなければなりません。

第13条(禁止事項)

  • 利用者及び利用団体は、以下の各号に該当する行為を行ってはなりません。
  • 利用登録の際に虚偽の登録内容を申請すること
  • クレジットカードを不正利用して本サービスを利用すること
  • eメールアドレス及びパスワードを不正に使用すること
  • 他人や団体になりすますことや、人物、企業、グループあるいはその他の実態との関係を故意に査証すること
  • 本サービスの運営を妨げる行為、その他本サービスに支障の恐れのある行為をすること
  • 他の利用者及び利用団体、第三者若しくは本サービスに迷惑、不利益若しくは損害を与える行為、またはそれらの恐れのある行為をすること
  • 他の利用者及び利用団体、第三者若しくは本サービスの商標権、著作権、プライバシーその他の権利を侵害する行為またはそれらの恐れのある行為をすること
  • 公序良俗に反する行為その他法令に違反する行為、またはそれらの恐れのある行為をすること
  • 本規約その他本サービスが定める規約、ガイドライン等に違反すること
  • 上記各項目のいずれかに該当する行為(当該行為を他者が行っている場合を含む)を助長する目的の行為(リンクを張る等を含む)をすること
  • その他、NPBが不適当と判断する行為をすること
  • 利用者及び利用団体が前項に違反したことによって、本サービスに損害が生じたときは、利用者及び利用団体はNPBに対し、その損害を賠償しなければなりません。

第14条(譲渡禁止)

利用者及び利用団体は、本サービスの利用に基づいて発生する一切の権利及び義務を、第三者に譲渡し、または担保に供することはできません。

第15条(著作権)

  • 利用者及び利用団体は、本サービスにおいて使用されている文言、画像及びデザイン等に関する著作権または商標権、その他全ての知的財産権を侵害する行為を行うことはできません。
  • 利用者及び利用団体は、本条の規定に違反して権利者あるいは第三者との間で問題が生じたときは、自己の責任と費用においてその問題を解決し、NPBに何らの迷惑または損害も与えてはなりません。

第4章 損害賠償

第16条(免責)

  • NPBは、利用者及び利用団体に対して通知義務を負うときは、利用者及び利用団体があらかじめ登録しているメールアドレスへ通知をすることにより、その義務を果たしたものとします。
  • NPBは、利用者及び利用団体が本サービスを利用若しくは利用できなかったこと、本サービスを通じた取引、その他本サービスまたは本サービスの利用に関連する事項に起因または関連して生じた一切の損害について、本サービスに故意または過失がある場合を除き、いかなる責任も負いません。
  • 利用者及び利用団体が、本サービスを利用することで、第三者に対して損害等を与えたときは、当該利用者及び利用団体は自己の責任と費用において解決し、NPBには一切迷惑をかけないものとします。
  • 利用者及び利用団体が本サービスを利用するのに必要なコンピュータ機器及び通信機器などの会員側の利用環境や設置に関する費用、本サービスを利用するために要した電話料金、LANなどの利用料及び申請料金などは、利用者及び利用団体自身が負担します。
  • 未成年者が本サービスを利用する場合、親権者は本サービスや本サービス内で公開されるコンテンツが未成年者にとって適切かどうか判断する責を負うものとします。

第17条(損害賠償額の制限)

NPBが、本規約に違反して利用者及び利用団体に損害を与えたときは、理由の如何を問わず、直接かつ現実に生じた範囲の損害に限り賠償責任を負うものとし、その額は、当該損害の発生した年における利用者及び利用団体のNPBに対する本サービス内での支払総額をその限度とします。ただし、NPBと利用団体が本サービス利用に関する利用契約を別途締結している場合には、当該契約締結の記載内容が優先されるものとします。

第18条(その他の損害賠償請求)

  • 利用者は、利用者による本規約の違反その他の責めに帰すべき事由によりNPBが被った損害を賠償します。
  • 利用団体は、利用団体による本規約の違反、別途締結する本サービスの利用契約違反、その他の責めに帰すべき事由によりNPBが被った損害を賠償します。
  • NPBは、利用者及び利用団体との契約を解除したときであっても、利用者及び利用団体に対し、前2項の規定に基づく損害賠償を請求します。

第5章 雑則

第19条(準拠法および合意管轄)

  • 本規約の準拠法は、日本法が適用されます。
  • 本規約に関して万一紛争が生じたときは、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

第20条(誠実協議)

NPB及び利用者及び利用団体は、本規約に定めのない事項または本規約の解釈に疑義が生じたときは、双方誠意をもって話し合い、これを解決します。

附則

本規約は2021年5月10日から実施します。
2022年4月1日一部改定